そばにいてくれたから



「あっ、有菜ちゃん!」



最初あたしに気づいてくれたのは高秋くんだった。



「有菜、よお」


「有菜ちゃん、ここ座りな」



光太郎くんの隣が空いていたのであたしは座った。



「俺ら明日一日旅行に行ってくる」


「へえ~」



てかこの人たち学校サボってるくせに行事は参加するのかよ。




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