そばにいてくれたから



ああ。


あたしどうすればいいの?


家にも学校にも居場所がない。


とうとうひとりになっちゃった。


ひとりだ…



ピンポーン



インターホンが鳴った。


お母さんは「あんた邪魔」と言ってドアを開けた。





「今日から有菜さんは俺が預かります」






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