HAPPY・LOVE
その嫌な予感があたってしまった・・・

勇人くじゃなくて勇人と愁君様がいなくなったあと、

私の周りに女の人が集まってきた。

「橘さん?ちょーと、来て欲しいんだけど?」

なんだろう?楽しいとこかな?

あっ転入生歓迎パーティとか!

「はい、行きます」

フフ楽しみだなぁ


ってここどこ!

なんか、倉庫裏みたいな所につれてこられたんだけど!!嫌な予感が・・・

「あんた、来たばっかだから知らないと思うけど、勇人様と愁様は≪皆の勇人様と愁様≫なの。だからあんな慣れ慣れしく話さないでくれるかしら?」

私に言われてもなぁ

皆のって物みたいな言い方で感じ悪い!

モテる男はつらいねぇ

「ちょっと、黙ってないでなんか言いなさいよ!」

女って男がいないと、こんなんになるんだ、すごい!

ここってやっぱ普通じゃないんだ!

なんか、いいところだな。

「あんた、殴られたいようね」

えっ??

今何て?

「いいわよ、殴ってあげる」

えっえっ殴られるの!

怖い!

目を思いっきりつむった。


バシッ


あれ?痛くない?

ん?

「勇人!」

勇人が女の腕を掴んでた。

「佐緒里、大丈夫か?」

すっごーい!強い!

「あっはい少し怖かったけど、大丈夫です!」

「そうか、ならいいんだ」

「なっなんで勇人様が!」

女達はすごく焦っている。

< 7 / 12 >

この作品をシェア

pagetop