HAPPY・LOVE

帰り

キーンコーンカーンコーン

もぅ学校終わちゃった。

ふぅー案外早かったなぁ

なんか、今日一日でいろんなことがあったな。

帰ろうとしたら、

「さーおりちゃん!」

振り返ると

「しっ愁!!」

いきなり抱きついてきた。

「佐緒里暖かい!」

暖かいって言われても・・・

どうすればいいの??う~ん  

「ちっ違うよ、愁が暖かいんだよ、きっきっと」

ね?って笑うと、顔を赤くされた。

「もー俺の前でそんな可愛い顔しなーいの!」

可愛い顔?

「してないよ?」

首をかしげて言ったら、顔を隠された。

「えっわっ私の顔変でしたっ??」

なんども誤ってると、

「違う違う可愛いの!」

って言われた。可愛いのって言われても。

お世辞うまいなぁ

一応

「ありがとう」

って言っといた。

「おい、何イチャついてんだ」

こっわーい声がした方を見ると、勇人だった。

「イチャついてなんかないよねー佐緒里!」

愁がニコニコしながら言ってきた。

良く見たら可愛いなぁ愁って、

ずっとカッコいいのかと思ってたよ。

「うっうん」

どんなことがあっても、おしとやかは守る!

それが私のモットーだから!(おいっ

なんとなく横を見たら、時計があった。

6時30分・・・えっ電車に間に合わなくなっちゃう!

「ごっ御免なさい!私帰らないとっ」

歩いて帰るのは怖いから嫌なのぉ!


< 9 / 12 >

この作品をシェア

pagetop