女装彼氏×男装彼女

「えーいらないよー」

「振られてもいい・・・」

「制服貸してください!!」

振られるんだったら、ちょっと我慢してるほうがマシ!!

「あ、そういえばね私の下駄箱に手紙入ってた-」

有明君の手紙のことで忘れてたけど、誰からなんだろう?

「なになにー?もしかして、告白の手紙だったりして!!」

「そんなわけないじゃん」

そう言いながら、愛莉と一緒に手紙を読んだ

『西内 羽魅さんへ

  放課後話したいことがあります。
  屋上で待っています。
        
           有明』

「・・・」

「・・・」

沈黙

「・・・有明って名字の人意外とたくさんいるんだねー有明君と同じ名字だ!」

「言うところそこ!?」

「・・・もしかして、これって」

「うん、きっと告白だろうねー」

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