女装彼氏×男装彼女

「あ、羽魅風呂入ってきたら?」

「え!?」

「違う!!純粋に、ほら、海で髪の毛とか・・・羽魅、女の子だから、髪の毛とか気使うだろ?」

「あ、うん、ありがとう・・・でも、私先に入ったら悠遅くなるから、悠が先に入って」

「分かった。じゃあ、俺、入ってくる」

「うん、いってらっしゃい」

俺はいつものような感じで風呂へ向かった

「・・・っせたー」

ドアを閉めてすぐに、床に下手りこんだ

どう接すればいいか、わっかんねー・・・

『チャンスじゃん』

うわぁぁぁ!!

何故、今陸の言葉を思い出すんだよ!!

俺は忘れる思いで風呂に入った
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