女装彼氏×男装彼女

・・・あーあ

1時間目の授業の始まるチャイムが鳴った

さぼっちゃったよ

こうなったら、徹底的に探そう!!と思っていた矢先・・・

「・・・悠?」

「あ、わ、羽魅・・・え、ちょ、羽魅!?」

「ごめんね!!」

私は悠に抱きついて謝った

「・・・違う。羽魅は悪くないよ」

「ううん!!私が悪いの!!ホントにごめん!!」

「だから、悪いのは俺だって!!」

「違う!!私が悪いの!!」

そのまま、お互いが引かず10分が経過

「・・・はぁはぁ。だから、私が」

「・・・はぁはぁ。違うってば、俺が」

もう、無理

私はその場にへたり込んだ

「・・・つ、疲れたぁ」

< 32 / 164 >

この作品をシェア

pagetop