女装彼氏×男装彼女
・・・あーあ
1時間目の授業の始まるチャイムが鳴った
さぼっちゃったよ
こうなったら、徹底的に探そう!!と思っていた矢先・・・
「・・・悠?」
「あ、わ、羽魅・・・え、ちょ、羽魅!?」
「ごめんね!!」
私は悠に抱きついて謝った
「・・・違う。羽魅は悪くないよ」
「ううん!!私が悪いの!!ホントにごめん!!」
「だから、悪いのは俺だって!!」
「違う!!私が悪いの!!」
そのまま、お互いが引かず10分が経過
「・・・はぁはぁ。だから、私が」
「・・・はぁはぁ。違うってば、俺が」
もう、無理
私はその場にへたり込んだ
「・・・つ、疲れたぁ」