女装彼氏×男装彼女
羽魅side♀
「愛莉おはよっ」
「あ、羽魅、おはよー・・・あのね、羽魅」
「うん?」
次の日、私は悠に言われた通り、ちょっかいは出さず、愛莉の選んだ道を応援しようと思う!!
・・・なんか、今日の愛莉の顔ソワソワしてるっていうか、なんか元気ないっていうか
「あのね、今度の休みの日に・・・」
愛莉が周りを気にして、私の耳に小さく話した
「・・・・・え、え、えぇぇぇぇぇぇぇええええ!?!?!?」
「羽魅声大きい!!!」
だ、だだだだだだだって
「・・・愛莉、本気なの?」
愛莉は黙って頷いた
「・・・ホントに、大学生の彼氏とH・・・するの?」
「・・・うん」
うわーうわーうわー
もうなんて言ったらいいか、分かんないよ!!
「え、じゃあ、陸君はどうするの?」
「・・・分かんないや」
分かんない??
なんで、愛莉は元気ないの?