女装彼氏×男装彼女

「・・・」

「・・・」

この沈黙嫌なんだけど!!

「あのさ・・・」

「え、何!?何か思いついた!?」

「ほっておこうぜ☆・・・いだだだだだっ!!羽魅さん!!ちょ、マジ痛いっ!!」

「悠の馬鹿っ!!ちゃんと考えてくれてると思ってたのに!!」

友達の一大事なことなのに、何とも思わないわけ!?

悠は私がMAXの力でやった、みぞおちパンチでやられたところをさすりながら言った

「いや、俺も考えたんだよ?いてッ・・・俺、今回のこといてッ・・・きっと、あの2人ならいてッ・・・大丈夫だと思うんだいてッ」

あなたは、大丈夫じゃなさそうですけどね(←自分がやったことを忘れている

「何を根拠にそんなこと言えるの?」

「根拠なんてないよ・・・あわわわわ!!ストップ!!まじ、ごめんなさい!!だから、やめて!!」

私はいつでも殴ることができる体制でグーを作り、悠の話を聞いた

「ホントに根拠はないんだ。・・・殴らないでね。今、グー作ってる右手引いたよね?これ、まじな話だから殴らないで。ねぇ、これマジだからさ・・・・」

「分かったから、早く話して」

「俺さ、陸のこと中学からも知り合いだけど、あいつが人を好きになったのって初めてなんだよ。だから、陸はちゃんと人のことを見てると思うんだよな。俺、言ってねぇのに、弱点とか知ってるし」

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