女装彼氏×男装彼女

「・・・はぁ」

いきなり、今まで黙ってた羽魅がタメ息をついた

「ホント私の話聞いてないんだね!悠は、元から女装男子つったでしょ!!」

「え・・・あ、思い出してみれば!!羽魅ごめんな?だから・・・」

「もう、モデルなんてやんないから」

「そこをどうにか~!!」

仲良し兄妹だなぁ

「悠、もう私の部屋行こう」

「あ、それは待って!!我が弟よ、ちょっと顔を貸せぇ!!」

「え、え、えぇぇぇえ!?」

弟になったつもりないんですけど!?

「俺、1回男子に女子のメイクさせてみたかったんだよねー髪型もどうしよかなぁ」

え、勝手に話すすめられてる!?

「あの、俺っ・・・」

「黙れ。集中できねぇだろ。よしと言うまで、1コトも話すな」

こ、こえぇぇぇぇぇえええ

俺は逆らうことができず体を硬直しておとなしくしていた
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