女装彼氏×男装彼女
「俺に、教えたくない?」
「ううん。逆に、すっごい嬉しいんだけどね・・・」
「うん?」
「私が男装した理由って、ある時メイド服か執事服を着ることがあって私は執事服を着ることになったんだけどちょっとばかり着たかったから貸してもらって着たらたまたま男子がきて「にあわね-」って笑われたのが悲しくて男装をし始めたのだから似合ってるとか似合ってないとか関係なくてたまたまお兄ちゃんもあれだったから始めた訳である意味っていうか自分の意思で始めたわけでもあって・・・てか、ここまで、とか。なかったけど、読者さん読んでくれたかな?」
「・・・そこ、しんみり話すとこじゃね?」
「あ、そう?雰囲気壊しちゃったね☆」(全然悪いと思ってない
だって、私こういう雰囲気嫌いだし?
だから、さっきも逃げ出したんだよね
「・・・でも、やっぱり女の子でいたいと思う私もいてさ。けど、トラウマがあって、お兄ちゃんのためにもなるだろうと思って、我慢したけど、他の人にはやってほしくなかったんだよね・・・特に悠には」
「何で?」
「だって、お兄ちゃん人の話聞かないで、人のことメイクしたり、命令したりするから」
「・・・あぁ、まぁ」