お嬢っ!!



しばらくその子と話していると、名前は羽琉(はる)くんと言うらしい。




年は私より1つ年下の高校1年生。趣味はビリヤードらしい。




可愛い顔して意外と趣味はワイルドなんだね。




羽琉くんの髪型は茶髪のふんわりヘアーだ。流行りのヘアスタイル…なのかな?




その髪型が羽琉くんにピッタリだからより一層羽琉くんの可愛さが引き立てられている。




しばし、羽琉くんと色々な話をしていると―――










「おい、テメー…」






おっと、忘れてた…。




なんかゴゴゴゴッと地響きというか怒りの音が聞こえてきた。






「なにかしら?」




「ああん?「なにかしら」じゃねーよ!!こんのブスッ!」




金髪は眉間に皺を寄せ、青筋が浮かび上がってこっちに向かってくる。





あらあら、血管切れるわよ。





「アナタたちが聞き捨てならないことを言うからでしょ?」




「俺らは事実を言ったまでだ!!」






も〜なんなのコイツ!!!


いちいち突っかかってきて!





本当にムカつくー!!












「隼人、うるさい。」






金髪と睨みあっていると向かい側のソファーで寝ていた男がムクッと起き上がってこっちに向かって言いはなった。





もう、今度は誰?!






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