お嬢っ!!
立ち上がってなんとか羽琉くんを着替えさせよう頑張ってみる。すると、頭をいきなり捕まえられてまたソファーに座らされた。
「おいおいブーちゃん、何手伝ってんだよ。」
「痛い痛い痛い!!なんかミシミシ言ってんだけど!?」
コイツ、手加減というものを知らないのか!?
隼人がソファーの上から私の頭を両手で挟んでぎゅーっと押し込む。いや、むしろねじ込んできた。
大きな手が容赦なく押し込み、顔のパーツが一気に中心によりそうだ。
ハッ(゜Д゜)!
まさか!!
「私をこれで前田○子にしてくれているのね!?」
結構強引な方法だけど、優しいところあるじゃない!
いやあ、私的には大島○子ちゃんにしてくれたほうが嬉しいんだけどねえ。
「はっ、バーカ、ブースんなわけねーだろうが。お前とあっちゃんが一緒って……うえっ」
ピキっ
「チェストおおお!!!」
「ばっ、テメー何しやがる!」
優しくなったと思ったらなんなのコイツ!まったく反省してないじゃん!
ダメだ、コイツはもう地獄行きだっ!