あおいの光
「電気…消そう。」


わたるはあたしを静かにベットに寝せた。
そして、
上に覆いかぶさってきた。




脚、背中…首、
そして胸元…
わたるの唇がたくさんキスしてくれる。

「アっ…」




わたるの息が熱い…



わたるはその大きい体であたしをやさしく包んでくれる。




キモチいい…




「あおい、大丈夫?」
「エッ…、ハアッ…ア…」


恥ずかしい。

言葉が出ない。


「…大丈夫みたいだね。」



わたるはあたしがキモチいいの見抜いてる。


そして、
あたしの1番敏感な部分に触れた。




「やぁっ…」


あたしは思わず、
わたるの手を押さえつけた。



「痛い?」



あたしは首を振った。







あたし、
わたるに抱かれて、
気付いた。



あたし、
やっぱりショックだったんだ。



サユミさんとパパのこと。


もう、
ママと3人で暮らすのは無理だって。
それを
思い知らされた。



だって。
おかしいよ。


あたし、
わたるとこうなって、
うれしい。

嫌なこと忘れられる気がする。




あたし

わたるに抱かれてる間、わたるにずっとしがみついていた。


わたるの背中に
爪痕が残るくらい。




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