あおいの光
成田に着き、
ケータイの電源を入れたとたんに
15件の新着メールがきていた。
そのうち12件は
わたる。
ずっと連絡がとれない
あたしを心配してる。
最後の一通は
だれかにあたしがローマにいると聞き付けたのだろう。
帰国したら連絡くれ。
と、一言。
あたしはすぐにわたるに電話をした。
3コールで彼は電話をとった。
「…わたる?」
『葵。いろいろ言いたいことがあるんだけど…。瑠菜に会ったんだって?』
「うん。」
『瑠菜…瑠菜は。』
電話のむこうでわたるは泣いていた。
あたしは電話を切り彼と待ち合わせをすることにした。
ケータイの電源を入れたとたんに
15件の新着メールがきていた。
そのうち12件は
わたる。
ずっと連絡がとれない
あたしを心配してる。
最後の一通は
だれかにあたしがローマにいると聞き付けたのだろう。
帰国したら連絡くれ。
と、一言。
あたしはすぐにわたるに電話をした。
3コールで彼は電話をとった。
「…わたる?」
『葵。いろいろ言いたいことがあるんだけど…。瑠菜に会ったんだって?』
「うん。」
『瑠菜…瑠菜は。』
電話のむこうでわたるは泣いていた。
あたしは電話を切り彼と待ち合わせをすることにした。