あおいの光
お月様 其の参
「あおいちゃん、話ってなぁに?」
相変わらずきれいな瑠菜。
「瑠菜ちゃん、あたし先生が好きなの。」
「えっ?」
一瞬、瑠菜の表情が曇る。それがあたしには本当に意外だった。
瑠菜の大好きな弥の彼女のあたしが弥ではなく先生がすきって…
瑠菜には朗報であって、表情を曇らせる理由にはならないと思ってた。
「なぁに…それ?」
「何って言われても…。その通り。ビックリしたでしょ。あたしにとって先生は本当に大事な人なの。今、その先生が弱ってる。あたしは原因を知りたい。だから瑠菜ちゃん知ってることがあるなら教えてほしい。」
「…」
瑠菜はだまった。
この子は父親にも特別な感情を持ってる…?
そんなはずない。
いくら瑠菜が変わってても父親をなんて…
ファザコンのあたしが一番よくわかってる。
似てる人を好きになっても、本人を…なんて違う。
でもあたしは確かめずにいられなかった。
「それに…あたし、寝たよ。先生と。」
「まさか?」
「生徒と寝るわけないと思ってる?それなら先生に聞いてみたら?先生は本当に弱ってた。あんたたち兄妹が近親相姦してるって知ってショック受けてね!!」
瑠菜の顔色が変わる。
「許さないよ。葵ちゃん」
瑠菜の顔はさらに憎しみに染まる。
「許してもらう筋合いはないよ。」
相変わらずきれいな瑠菜。
「瑠菜ちゃん、あたし先生が好きなの。」
「えっ?」
一瞬、瑠菜の表情が曇る。それがあたしには本当に意外だった。
瑠菜の大好きな弥の彼女のあたしが弥ではなく先生がすきって…
瑠菜には朗報であって、表情を曇らせる理由にはならないと思ってた。
「なぁに…それ?」
「何って言われても…。その通り。ビックリしたでしょ。あたしにとって先生は本当に大事な人なの。今、その先生が弱ってる。あたしは原因を知りたい。だから瑠菜ちゃん知ってることがあるなら教えてほしい。」
「…」
瑠菜はだまった。
この子は父親にも特別な感情を持ってる…?
そんなはずない。
いくら瑠菜が変わってても父親をなんて…
ファザコンのあたしが一番よくわかってる。
似てる人を好きになっても、本人を…なんて違う。
でもあたしは確かめずにいられなかった。
「それに…あたし、寝たよ。先生と。」
「まさか?」
「生徒と寝るわけないと思ってる?それなら先生に聞いてみたら?先生は本当に弱ってた。あんたたち兄妹が近親相姦してるって知ってショック受けてね!!」
瑠菜の顔色が変わる。
「許さないよ。葵ちゃん」
瑠菜の顔はさらに憎しみに染まる。
「許してもらう筋合いはないよ。」