見えない二人の距離



「ぅぁ…最悪」


最悪な夢。


あれは、3年前の…



「チッ…」



朝から見たくもない夢。


今更あの時のこと思い出すなんて
重症すぎだろ…


夢にまで出るくらいとか



「あー…マジなんとかしねぇと」





そんな風に朝が始まって
一段とイライラしてた。


夢の中の澪までも、アイツを想いやがって…



オレの立場ねぇじゃん。




朝から晩まで“澪”なんだぜ

笑っちゃうだろ?




ホント…もう疲れた。







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