見えない二人の距離


だけど、そう簡単に人は変われねぇの
オレは知ってる。


この3年間、変われなかったんだからな。



「純平の保証がついても嬉しくないよ…」



「そうか?」



「うん…てか、純平がとってくれたのにあたしが使っていいの?」



気付けばもう、無理して笑う澪がいない。

それでいい。



「オレに使い道ねぇし」


「嘘だね。彼女つくらないだけじゃん」



自然な澪が、オレは一番好きなんだ。


どんなに鈍感でも、オレを見てくれる澪が一番好きなんだ。




「バカ言え、マジでできねぇんだよ」


「ほぉ?モテ男がよく言うわね」


「うっせ」





幸せになれ澪。


オレが、いなくなるその前に……







< 85 / 85 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

純粋に愛してる
misuke/著

総文字数/26,547

恋愛(その他)82ページ

表紙を見る
君がくれたもの
misuke/著

総文字数/4,256

恋愛(その他)21ページ

表紙を見る
*極甘彼氏*
misuke/著

総文字数/18,231

恋愛(その他)60ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop