ねぇ、愛して。
ガラララララッ。
私は一瞬目を閉じた。
「おはよー」
結衣がみんなに挨拶をしながら私の席に案内してくれてる。
「ここが結衣の席だよ」
「ありがとう」
「また後でくるね」
そう言って自分の席に帰って行った。
沙耶は一番前の廊下側の席。
私は窓側の一番後ろの席。
ちょっとがっかりした。
私はあたりを見渡した。
いろいろ人がいるんだなあ・・・
でもやっぱりあの人はいないんだよね
まあもとから無理な話しだよね・・・。
1人でそう思いながら
沙耶の席にいこうとした。