MEMORY~A Promise with them~
 
何度も何度も忘れようとして
でも 忘れられなくて

返ってくることは無いのに
何度も何度も 問いかけて


その度、喪失感が身体中を駆け巡った。
…もう 恨んでいるのかさえも分からなくて


最近では記憶を忘れたいとあまり思わなくなり、そのお陰か思い出す事もなくなっていた。

でも…何でだろう
あの頃の記憶を思い出すと必ず
〝花恋 (かれん)″
あなたが一番出てくるの



嬉しい気持ち、悲しい気持ちはいつも貴女と共有してた。
忘れられない楽しかった頃の記憶にも笑顔の貴女が脳裏に焼き付いて在(い)る


でも だからこそ忘れたいの




貴女が在るこの記憶を

















花恋
あたしは


あたしはね―――――‐




 
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