愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜
「冗談なんかじゃないですよ?」


「もうそれはいいから、早く食べちゃって? 私は先に仕度するわね。二人揃って遅刻したら大変だから……」


私はそう言ってスクッと立ち上がり、神林君に背を向けてキッチンを後にした。

顔が火照っているから、たぶん真っ赤な顔になってると思う。


神林君に気付かれちゃったかなあ……


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