愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜
「主任はこうされると弱いですよね?」


「もう……、意地悪しないで」


「またシタくなっちゃったんだけど?」


私は、その気にならない内に神林君の手を掴むと、その手を私の胸から引き剥がし、くるりと神林君を振り向いた。


「時間がないからダメよ。今日は朝一番から会議があるって事、忘れたの?」


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