愛なんかいらない 〜キュート過ぎる部下〜
「チェッ」


「“チェッ”じゃないでしょ? 子供じゃないんだから。シャワーを浴びて頭をスッキリさせなさい!」


「わかったよ……」


「新しい下着とシャツを着てね?」


「はーい。いつもすみません」


「どういたしまして」


浴室に向かう神林君の後ろ姿に、私はハアーと溜め息を漏らした。


彼って、今までで最高にキュートな男の子だわ……


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