それでも貴方に恋をする
「ごめんねー。」
小さい声で謝りながら女の子をかき分けて自分の机に行く。
ついたら急いで鞄の中身を出す。
そして1もくさんに夏香の席のところに行く。

…これをするのにかかるの10秒。
あたし天才?

別にこんなのうまくなってもしょうがないんだけど。

「姫ちゃん1回がつんっていってみたらぁ?」

のんきに夏香はそんなこと言うけど…言えるわけないよ。
だってあの子たちあたしの昔とそっくりだもん。
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