愛☆Love
可愛い…なんて言われたら
意識しちゃうじゃん。


体験いけないじゃんっ!


ああっ…いつの間にか目で
追ってるし…

ないない!こんなおやじ系女子の私が


胸キュン(ハアト)なんてする訳
ないでしょっ!


目覚ませ!森月朝菜!

あ、でも明後日遊びに行くんだ。


今日のうちに服決めておこっと♪



って何(おんぷ)なんて
付けてるのよ私…!!!


ああ!気持ち悪い!気持ち悪いわ!



ジタバタジタバタ……


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「ねぇちゃんうるさ…」

「全く…朝菜は何やってるんだ?」

「恋したいお年頃なのよ♪ふふ」



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とうとう服がきめられず
ちーちゃんに事情説明して


服を買うことに。


「まさか…あんたから斎藤くんを誘う
なんてね〜」

「だってちまっこく見せたいんだもん。」

「はいはい、わかったから
ちゃっちゃと服決める!」



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服は買った!あとは寝るだけだっ!



………あれ?待てよ?


明日の遊ぶ場所…どこだろ。



ああああ!肝心なこと
忘れてたっ……!


今から電話しよっ……


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プルルルル……プルルル…
「はい、斎藤です」

よかった、出た。

「あ、同じクラスの森月です!」

「あぁ、朝菜ちゃ……森月さん!
どうかした?」

「あ…あのさ、明日の…
遊ぶ場所決めてなくって…」

「え?あ、遊ぶ場所?」

「今から私が決める?」

「それでもいいよ」

「…斎藤くんはどんな
ところがいい?」

「うんと……全力で騒げるとこで」

「わかった!考えておくね」

「了解です。じゃあ。」

「ありがと。おやすみ」


ガチャ




きっ……緊張したあ…!

斎藤くん電話越しの声
めちゃくちゃカッコイイ…!!


ってそんなこと
考えてるひまなくて…


でも場所どうしよ…
全力で騒げるとこ…か…


あ!あそこだっ!!

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