愛☆Love
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ピンポーン……

「はーい!どちら様?」

「斎藤です朝菜ちゃん
いますか?」

「ちょっと待っててね!
すぐに呼んできます♪」




「朝菜!彼氏くん来たわよ?」

「わかった!今行く!
………って誰が彼氏じゃいっ!」





「んじゃっ!行ってきます!」

「気をつけてね!いってらっしゃい」






「ゴメン!待たせちゃった……」

「いやいや…大丈夫だよ!」

「ありがと……」と顔をあげた瞬間
私は硬直した。



………本当に斎藤くん?!



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イメチェンしよう。
森月さんを惚れさせる!




とイメチェンしたら…


「うーん…イマイチ…」



やり直そうか…と思って時計を見たら

もう出る時間だ!


少し決まらないけど
学校よりマシだろ。これで行こ。


そう思い部屋を出ていった。


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別人さんみたい…
というよりモデルさん…


いつものごちゃごちゃ頭
(通称鳥の巣頭)

じゃなくて整ってて…


黒縁眼鏡は外してる…



人ってこんなに格好よく
なるものなんだなあ…



「森月、さん?」

「へ?」

「大丈夫…かな、?」

「んな…何が?」

「あ、……いやぁ…
ぼーっとしてたから、……」

「あ、あぁ…大丈夫だよ!
それより斎藤くんカッコイイね!
なんか……別人みたい!」

「…え?本当?ありがと!」




あぁ……笑顔がやけに眩しい…
くらくらするよ……



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い…意外…!適当にセットしたら

森月さんに評判だった!


やば…嬉しっ…!



死ぬほど嬉しいっ!!

………って大袈裟か(笑)



「とにかく…行こっか。」


俺はそう言った。


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