Forever togetheR




そして呼び捨てで呼び合うようになった私達。



たまに教室でも話したりしてこのとき浮かれてばかりいた。






そんな私が神様が気に入らなかったのか







ある日


伸也に話できたらいいなぁって思いながらありなについてきてもらい隣のクラスへ向かった私。もうここまでくると日課のようなものだ。




でも教室に伸也はいなかった…




何だ…珍しいなぁ居ないなんて。ま、こんな日もあるよね。何て思ってありなと戻ろうとした時





「えみ大丈夫かなぁ?上手くいくかなぁ」


「大丈夫でしょ。だって伸也君えみとよく喋ってたし」





…ん??今、伸也って聞こえたよね。



気になった私は趣味悪いけど盗み聞きをすることにした




「しかもえみって可愛いもんね〜絶対うまくいってるよ!!今ごろどうせ屋上の階段でいちゃいちゃしてるんだろなぁ!!」



「でも以外だよねぇ。えみが伸也君だなんて。もっとかっこいい子とかいるのに。しかも一途だったしね。
伸也君も断る理由なんかないよね!!」







えみって子、私だって知ってるよ。可愛いくて有名だもん。まぁ可愛いと思う。それに性格もいいみたいだし。




そうだったんだ…





じゃぁ伸也絶対にオッケーするじゃん…


私の出る幕なんてないじゃん…


やっぱ私なんかがいくら頑張ったって可愛い子には叶わないんだよ…



何だか今までの自分がアホらしく思えて


私の存在自体を否定されているような気さえした。




この場所にいるのがすごく辛くてトイレに逃げ込んだ。











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