パーフェクト彼氏×パーフェクト彼女
それから、流花と話していると、

あたしの隣の席の人がやってきた。


名前は夏井空翔っていうらしい。

名前なんて読むんだろう。


ナツイソラト??違うか(笑


「ねぇ流花ー隣の人の名前なんていうと思う?」

「確か、ひろとだったと思うよ。」

「流花詳しいねぇ」

「いや、結構有名みたいだし」


そうなんだー有名なんだ。


なんかイケメンだし、あたしラッキーかも!?


「はーい席ついてー」

担任がきたっぽい。

優しそうな女の先生だ。

「入学式行くから、並んでねー」


みんなぞろぞろと廊下に出て行く。


そして、入学式。

校長とか来賓の長ーい話を聞いてる。


今は、新入生代表あいさつ。


あれってさっきのイケメンくんじゃん。


へー、意外と真面目くんだったり?


それから、生徒会長のあいさつがあったりして入学式が終わった。


教室に戻ってきて、学級役員を決めるところ。


「じゃぁー入試トップの水木さんと夏井くんでいいかなー?

いい人は拍手してくださーい」

まてまて、水木さんってあたしじゃん!


そして、みんな拍手しちゃってるし。

最悪。


隣のイケメンくんは寝てるし・・・


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