パーフェクト彼氏×パーフェクト彼女
それから、放課後。あたしとイケメン君は名簿作りをしてる。


その日のうちに知ったこと
①イケメンくんは人気者

②超持モテる

③みんなの王子様

④裏の性格はかなりの俺様

↑だけは、あたしとイケメン君の友達しか知らないらしい。


なぜあたしに教えてくれたか。


それは数分前の出来事。


「あの、夏井くん?もう少し真面目にやらない?」


「あ!?そもそもなんで俺が学級委員なんかやんなきゃなんねーんだよ。」


何その喋り方!?


唖然としてるあたしに。

ちょっと戸惑ったイケメン君が説明してきた。


「こっちが本性だから。それから、夏井くんってやめろよな。空翔でいいから。」


「う、うん。」


多少びっくりしつつも、とりあえず返事をしといた。


それからひたすら頑張って、名簿を作り終えたあたしたち。


「さて、帰るぞ。」

は!?一緒に帰るの!?

「い、一緒にかえるの?」

「当たり前だろ、部屋となりなんだし。」


はぁ。なんか疲れそう。



それから、寮に戻ったあたしと空翔。


数分後ドアがノックされた。


誰だろう?


ドアを開けると、空翔がたっていた。


何!?

「飯食いに行くぞ。」

はぁ!?あたしは流花といくんだもん!

「なんであんたなんかと行かなきゃなんないの!?」



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