パーフェクト彼氏×パーフェクト彼女
<空翔>

今、隣の席のやつと飯を食ってる。


なぜそんなことになってるかというと…


朝、学校についたら、隣の席のやつはもう来ていた。


はっきり言って、かなり俺のタイプ。


髪は明るいブラウンで、緩く巻いてあって、


目がでかくて、ナチュラルなメイクがよく似合ってて、



はたから見れば、高1には見えない。



マジで俺のタイプだ。


が、しかし!


その女はかなりうるさいようだ。


前の席の流花とかいうやつとギャーギャー騒いでる。



俺は耐えられなくなり、一輝のとこに逃げた。



一輝とは俺の親友。


幼稚園からずっと一緒だ。


それから、担任が来て入学式に行くから整列した。


俺はなんとめんどくさいことに、新入生代表であいさとしなきゃなんねぇ。



そんなのほかのやつに頼めよな。


でも仕方ない。俺の表の性格は真面目くんだから。



それから、教室に戻っていろいろ決めてたみたいだけど、俺は寝てた。



そしたら、勝手に学級委員にされてた。


なんか、入試のトップだからなんとかで…


一緒にやるのは隣の席の女。


あいつ頭よかったんだな。
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