ライム☆ライムの香りをおひとついかが?
「何またボーっとしてんだよ。お前って変な奴なっ…」



入学式が終わって、教室に戻ったあたし。



なんかちょっとほっとして、席に座る。



そのあたしに話しかける相川来夢。



「変とは失礼じゃない?」



「だって自分の席は間違えるし、どっか抜けてる感じだよなぁ。その点、俺は違うからなぁ。さっきだって俺、完璧だっただろ?新入生代表スピーチ!」



完璧??まぁ、確かに完璧だったけどさ。



自分でそんな風に言えちゃうわけ?!



「ほとんど適当な言葉を並べただけだけど、先生達にも好評だったぜ。」



相川来夢・・・・・。



あんたって、



こういう性格なの~~??
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