ライム☆ライムの香りをおひとついかが?
「ゴメン。思ってたより待たせちゃったな」



校門のところで待つあたしを見つけて駆けて来るライム。



ちょっと息を切らせてやって来たライムの頬はほんのり赤くて・・・・・



なんだか可愛い。



そこへサッカー部の岩瀬君が通り過ぎる。



「おっ!山下じゃん。何?もしかして、お前ら付き合ってたの??」



驚いた顔して、あたしとライムを見た。



「え、違…」



「そうだよ。今日からね」



あたしが否定するより先にライムはそう言って、あたしの手を握った。
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