こままもっと
屋上
哉輝side
その頃、屋上では・・・。
「なぁ哉輝。
あの2人置いてきてよかった
のかよ?」
「大丈夫なんじゃない。」
「な、何だよその曖昧さは!!」
と少し呆れ気味の泰斗。
そんな俺たちの会話を聞いていた
伶都が、今日初めて声を出した。
「俺、・・嫌な予感する。」
と一言。
ぽつりと囁いた。
「れ、伶都。
不吉なこと言うなよ。」
とすかさず尚志が言った。