お嬢様の秘密
家に着いた。


「「おじゃまします。」」


「そう言えば。桜井。あなたテストの結果がどこにあるか知らない?」


「ここにございます。」


「持ち歩いていたの!」


「見たい、とおっしゃいましたら出そうと思いまして。」


「でも桜井さんすごいよね!ねぇ?玲央?」


「あぁ。でも夏菜はそんな呑気でいいのか?転校かかってるだろ。」


「いいよ別に。」


そんなことを喋りながら廊下を歩いていたら私の部屋に着いた。


そしてお待ちかね?の結果は......。


「やったね!」


「さすが私たちじゃない??」


「ていうか、これ見たら最下位もわかるんだろ?秋本家の情報はすごいな。」


「校長が直々に送ってきますから。」


もうわかった?


3人とも満点だった(笑)


でも、高校変わったらお嬢様とか御曹司とかばっかになるんでしょ?


全部調べられても大丈夫な成績を取らないとね。


< 30 / 312 >

この作品をシェア

pagetop