お嬢様の秘密
只今6時。


なんとか気を落ち着かせた。


今は2人で夕食タイム!


梶原さんと桜井は私たちの横で食事の補佐。


一緒に食べればいいのに....。


「お嬢様と一緒に食事など言語道断でございます。」だって。



今日のメニューは主にイタリアン。


っていうか私料理の名前が分からないんだ。


「お嬢様。もう少しお勉強なさった方がよろしいのでは?」


「分かってるわよ。そんなこと....。」





「あら?美味しいそうな夕食じゃない?」


「「え?」」


夏菜と私は後ろにパッと振り返ると、シルバーが国松さんとティータイムをしていた。


「シルバー様....。いつの間にここに?」


「たった今よ。」


「あっ!夕食一緒にどうですか?ね、ユリ?」


「そうそう。窓辺でお一人よりも…。まぁ今日は晴れていて夜景がキレイですけど…。」


「お誘いありがとう。じゃあご一緒させていただくわ。」


シルバーは目で国松さんに合図した。



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