お嬢様の秘密

出会いは突然に

学園に来て1週間が過ぎ…。


校舎の中はだいたい覚えられた。


私は玲央と仲が良いから他のお嬢様達と少し対立してしまう。


夏菜は名家の令嬢だということが知られているらしいから誰も口を出せない。


だから、イライラのはけ口として全部私に来る。


“どこの馬の骨だか知らないけど玲央様に近づかないでいただける??”


って感じ。


気にしていないけど。


1週間しかたっていないのに私は除け者扱いされてしまった。


どうしよう....。


お嬢様方とは絡もうとは思っていなかったけど、女子と変わらない人数在籍している男子たちは全く救ってくれない。


むしろ、女子に加担。







そんなある日のお昼休憩…。


私は桜井にばれないようにこっそり部屋に戻ろうとした。


授業をサボろうと思って。


だってさ....。


今からの授業なんだと思う?


美容と健康についての講義だよ?


もはや授業じゃない!!


だから脱走しようと思ったんだ。


っと呑気に考えていた時。

< 47 / 312 >

この作品をシェア

pagetop