お嬢様の秘密
1時間後.....。


「「「いらっしゃいませ!」」」


メイド&ホストカフェopen!


準備は前日にしてあったから後は服を着るだけだったんだ。


今は10時。


営業は5時まで。


普段は立ち入り禁止の裃学園に入れる貴重な日。


ということで一般市民が多く来る。


もちろん外賓の方も海外から大勢来るらしい。


将来日本を引っ張っていく人材がいるからね。


値段?


大丈夫。


ちゃんと庶民設定にしてある。


値段はもちろん庶民である私が決めた。


まぁ学園に入れると言っても校舎とかなり限られた場所で立ち入り禁止の場所には警備員付きだけどね。


で、お店は....。


「「いらっしゃいませ。ご主人様?」」


このセリフ恥ずかしいんだよ!?


なんでみんなすらすらと言えるの!?


「お!あの女の子可愛いじゃん!」


「あの人カッコイイ!」


大繁盛!!


特に人気なのが、男子は玲央と葵。


女子がダントツで夏菜。


もともとクラスにはかわいい子はいっぱいいたけどやっぱり夏菜はダントツで勝ってるんだ。


執事たちは警備員に回ったり、外賓のおもてなしみたいなのをやっている。


「ねぇねぇ?あの衣装が違う子可愛くない?」


「あの子が一番可愛いじゃん!」


....私?


「ユリ!やっぱユリが一番人気だね!」


「あぁ。確かに。」


玲央と話したのいつぶりだ?


じゃなくて。
< 88 / 312 >

この作品をシェア

pagetop