Rain 2
スリッパをはいて病室を出た。
朝方五時過ぎの病院内には人が全然いない。
あたしは一番近い階段を見つけ、上へと登っていった。
(ギー…ガチャ)
扉を開けた。
そこは一番最上階の七階の屋上だった。
ザーザーと音がする。
雨がやけにアスファルトに跳ね返っていた。
あたしはその雨の中、一歩ずつ屋上へと入っていった。
冷た…
季節は秋の終わり、11月の中頃だった。
あたしは雨にうたれてた。
上を向いて目を閉じてた。
寒かった…。
あたしは死のうと思った。
ここから飛び降りたら七階だし死ねるだろう。
もう…生きていける自信がなかった。
朝方五時過ぎの病院内には人が全然いない。
あたしは一番近い階段を見つけ、上へと登っていった。
(ギー…ガチャ)
扉を開けた。
そこは一番最上階の七階の屋上だった。
ザーザーと音がする。
雨がやけにアスファルトに跳ね返っていた。
あたしはその雨の中、一歩ずつ屋上へと入っていった。
冷た…
季節は秋の終わり、11月の中頃だった。
あたしは雨にうたれてた。
上を向いて目を閉じてた。
寒かった…。
あたしは死のうと思った。
ここから飛び降りたら七階だし死ねるだろう。
もう…生きていける自信がなかった。