Rain 2
『今日ここに補助ベッド持ってきたるからおりたかったらおってもいいで。どうする?』


『大丈夫なんすか?』


『あぁ、わたしからステーションには言っておくから。そのかわり騒いだりせんようにな。最低限のルールは守ってくれよ』


『分かりました!!』



結局聖夜は泊まれることになり、あたしはすごく嬉しかった。





『知香…寒ないか?』


『うん、大丈夫。聖夜もおるし今日はなんか楽しいし』


『病院って怖いもんなぁ…お化けとか出そうやん。まぁとりあえずゆっくり寝ろな。明日仕事やし朝六時には俺帰らなあかんけど、それまでは一緒におるし』


『うん分かったぁ』






嬉しかった。



別々のベッドでも近くに聖夜がいるだけで安心して寝付きもよかった…
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