+=マイナス
もう窓に視線を戻そうとするが目の合った人物に私は驚きを隠せなかった。




「渡辺くん?」



言った時にはもう遅かった


ツカツカと歩き寄ってきて彼は私の手を掴んだまま引きずるようにテーブルまでやって来させた




「ちょっと何?痛い」






「こいつ俺の新しい彼女」






えっと?

新しい彼女?



「ちょっ」
「透!!ふざけないでよ」




「なんなのよ、この女!?」



「なによ!」




はぁ?なんのことでしょう



「透なんかにあんたみたいなブス似合わないのよ
何回エッチしたか知らないけどあたしの方が合ってるに決まってるわよ!!」




ん?エッチ?渡辺くんと私が?




「えっとー」
「かよさんと全然合わない、気持ちよくないし〜2、3回やったからっていちいち彼女ずらするのやめてくれない?」






バシャッ




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