君と二人
マジ!?

「やった」

頑張ろうかな。取り敢えず、井上が来るだけで嬉しい。

「そんなに喜ぶもの?」

だって好きな人が来るだけで嬉しいじゃん。

だけど、井上は少し寂しそう。

「どうかした?」
「何でもない」

無理をしているかのような作り笑い。

「俺、メアド知りたい。」

言ってしまった…

「良いよ」

―キーンコーンカーンコーン

ここでタイムアップ。

今から授業か…

もう少し話していたかった。

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