君と二人
「山本、起きなさい。」
現代文の授業でまだ始って数分しか経ってないのに既に夢の中。
それだけ、疲れてるんだ…
「そこも。」
寝てた人は渋々顔を上げる。
「シャー芯持ってない?」
山本君の隣に座ってた女子と話してるのを後ろから見るだけで辛い。
私は窓側の列の一番後ろ。
山本君は私から2つ前の席。
「井上もバスケだよな?」
「うん」
帰宅部の桜井君。
話してみると面白い。
「お前さ、百面相しすぎ。」
「何が?」
私ってそんなに分かりやすいのかな…
現代文の授業でまだ始って数分しか経ってないのに既に夢の中。
それだけ、疲れてるんだ…
「そこも。」
寝てた人は渋々顔を上げる。
「シャー芯持ってない?」
山本君の隣に座ってた女子と話してるのを後ろから見るだけで辛い。
私は窓側の列の一番後ろ。
山本君は私から2つ前の席。
「井上もバスケだよな?」
「うん」
帰宅部の桜井君。
話してみると面白い。
「お前さ、百面相しすぎ。」
「何が?」
私ってそんなに分かりやすいのかな…