内緒だよ!
さすがに拓真は鋭かった。


「話って何?」


「あのね、、、私好きな人ができたの、、、」


拓真はそれだけ聞くと


「お前に好きな人ができるまでって話だったもんな。分かった」


「あのね、、、」


拓真がすごい剣幕で


「好きな奴の恋バナなんて聞きたくない」


そういって拓真は歩き出した。


「待って、、、、、!」


振り返ってはくれなかった、、、


私は寮まで無我夢中で走った。
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