内緒だよ!
目が覚めたのは保健室だった。


閉められたカーテンの向こうから話し声が聞こえてきた。


「拓真、美羽ちゃんに何言ったの?」


由紀ちゃんの声だ。


「別に何も、、、あいつが好きな奴できたっていうから分かったって言っただけ、、、」


拓真だ。どうして?


「拓真、先生言ってたよ。美羽ちゃんには精神的に不安定になると出る持病があるって」


「由紀ちゃん、、、」


私は由紀ちゃんを呼んだ。
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