輝く星の下で
とりあえずってことで俺は女の子を連れて近くのファミレスに来た。
「和風ハンバーグとライス。あ、大盛で。それと、シーフードドリアとコーンスープ。最後にチョコパフェ、以上。」
メニューも見ずに一気に喋った女の子に唖然した。
「あんたは食べないの?」
なんともない顔で俺に振るこいつ。
1人でこんなに食べれるのかよ。
「俺はいらない。」
コーヒーだけお願いします。とウエートレスの女性に言った。
「それで君は何であんな所に?」
「だから~!」
眉間に皺を寄せて
捨てられたのよ!って大きな声を出した。
それから、自分のことを喋りだした。
名前は唯と言った。
年は17で一週間前からここら辺にいたらしい。
持ってたお金が尽きて二日前から何も食べてなかったということだ。