輝く星の下で

「ふーん。ガキか…って、あんた何歳?」

「22。あと、年上に向かって<あんた>ってやめろよな。」

「じゃあ、湊くん?呼びづらい。
ってか長い。みっくんは?」

少し鼻で笑ってるし

「みっくん」


語尾にハートが付きそうな感じで呼んでくる。

うん、悪くはないな。


「うわぁ~ニヤニヤしてる!変態じゃん!」


「してねーよ!」


否定したものの、ニヤついてた自分。


「変態化するから湊って呼び捨て決定!あたしは唯でいいからね。」


こんな正体のわからない女の子と
微妙に仲よくなりつつ、ファミレスを出た。

お会計2655円を払って…


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