年下の彼。
第一章
秘密
-am8:00-
目覚ましの音で目が覚める。
隣には、いるはずのあの人がいない。
「今日もかぁ-…」
独り言を呟いた。
ここ3日間はずっとこんな感じ。
“ただいま-!”
帰ってくるのは、1人しかいない。
旦那。
あたしは、階段を下りて、
「おかえり。」
と、何もない表情で応える。
「真輝、ご飯いる?」
「ええわ。てか、俺寝るから。」
あたしの真輝わ浮気をしている。
確実に。
だって、その浮気相手はあたしの親友のまなやから……
まなは、高校時代の親友。
親友やと思ってたのにね。
1ヶ月前に急に携帯が鳴った。
まなからの電話やった。
“ゆな、あたし、ゆなの旦那と付き合ってるから。”
普通、言うかなあ-…
何も言わずに電話を切った。
“何もする気にならんなあ…”
と、思った時
Plululu
【着信:瑠美】
「もしもし?」
「あ-、ゆな?今、暇?」
「めっちゃ暇。」
「笑。じゃあ-いつもの喫茶で。」
「わかった。」
着替えて、メイクして、家を出た。
こんなにも家中をバタバタと走り回っているのに、ひとつも気付かずに眠っている、真輝。
あたしじゃない女もんの香水の匂いが
目覚ましの音で目が覚める。
隣には、いるはずのあの人がいない。
「今日もかぁ-…」
独り言を呟いた。
ここ3日間はずっとこんな感じ。
“ただいま-!”
帰ってくるのは、1人しかいない。
旦那。
あたしは、階段を下りて、
「おかえり。」
と、何もない表情で応える。
「真輝、ご飯いる?」
「ええわ。てか、俺寝るから。」
あたしの真輝わ浮気をしている。
確実に。
だって、その浮気相手はあたしの親友のまなやから……
まなは、高校時代の親友。
親友やと思ってたのにね。
1ヶ月前に急に携帯が鳴った。
まなからの電話やった。
“ゆな、あたし、ゆなの旦那と付き合ってるから。”
普通、言うかなあ-…
何も言わずに電話を切った。
“何もする気にならんなあ…”
と、思った時
Plululu
【着信:瑠美】
「もしもし?」
「あ-、ゆな?今、暇?」
「めっちゃ暇。」
「笑。じゃあ-いつもの喫茶で。」
「わかった。」
着替えて、メイクして、家を出た。
こんなにも家中をバタバタと走り回っているのに、ひとつも気付かずに眠っている、真輝。
あたしじゃない女もんの香水の匂いが