年下の彼。
「はあ…くさあ~」


家を後にして、瑠美の場所へ急ぐ。

「あっ!ゆな~」
「瑠美!遅くなってごめん-」
「ええよ。大丈夫。


それより、何か元気ないなあ-?」
「……うん。真輝、浮気してる。」
「えっ?!まじで?最悪やん。」
「3日も帰ってこんかってん。仕事な訳ないやんね…。」
「なあ-、ゆなも浮気したら?」
「えっ?」
「あたしのツレ、紹介したる。」
「でも、そんなん……」
「え-の!!」
「……どんな人なん?」
「ん-…年下?笑」
「はあ?いくつぐらい?」
「21。」
「あたし、28やで-相手にしてもらえんわ。」
「ええから、ついてきて!」


瑠美に引っ張られた場所は、とあるマンション。

瑠美は、インターホンを押した。
“はい?”
「あたし-瑠美。開けて。」
“ちょっと待ってて”


声ですごく若い感じがした。

「どぉ-ぞ-」
「お邪魔します~」
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