君のハートをロックオン!
あーあ・・・結局、聞けなかった・・

はぁ・・隣を、チラッと見ると

目があった・・・

「・・・・・。」

目があっても、沈黙。

はぁ・・・なんで、あの子のこと気にしているんだろう。

わけわからんよ・・・

名前だけ、聞こうかな・・・

「ね、ねぇー名前聞いてなんだけど、教えてくれる?」

コクコクと、首を振ってうなずく。

ノートの、端っこに

加賀 遊騎と、きれいな字で書いてある。

「へ、へぇー遊騎っていうんだーよろしくね遊騎くん。」

コクコクとまた、うなずいてニコッと笑った。

うぷっっ、い、いけめんというのか?これが!

わからんが・・

沙奈がこっちを向いて、ピースをしている

え・・。今、ピースっですか!

マジ、、、ま、一応返すかー

「ピース返しー」

「こらぁ!授業中ふざけちゃダメでしょー」

「すんませーん。」

一人で、クスクス笑っていると

隣の、遊騎君も笑っている。

「何笑ってんだーよ!」

「いや、おかしくってー・・・」

あ・・・、初めて声を聞いた~

低いけど、安心する声・・・

「こらぁー!うるさいといったら、うるさーい!!」

「すんませーん」「すんませーん」

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