モデルと不良少女のモデルさん


ガチャっ

キィ~

健人は屋上の扉を開けた。


「ん~気持ちいい!!」


私は青空の下で思いっきり背伸びをした。



「あぁ、そうだな。




そう言えばさぁ、月夜の事なんだけど…。」



「え…。」


ドキっ

私の胸が高鳴った


「月夜がどうしたの??!」



「最近、悠が駅前で見かけたらしい。」



「え…うそ…。」


やった!
月夜が…月夜が見つかった!!

「それで!!今どこにいるの?!!」




「ま、まてよ。そこまではまだ……。」



「そ…か。」


残念。

月夜とは私の元恋人である。


でも、ある日突然月夜は私の前から姿を消した。

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